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Q&A

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Q.どんな人がどんなふうに利用しているの?
 毎週または隔週での定期的なメンテナンスとしてご利用くださっている40代以上の方が大半です。週に2回の高齢の方も多くいらっしゃいます。20~30代の方は、怪我や不調、疲れが溜まったりした都度、ご連絡を頂く場合がほとんどです。10代の方に起立性調節障害、視力低下、過敏性腸症候群などで一定期間集中的にご利用頂くこともあります

 生理痛や更年期障害、つわりなど婦人科系のお悩みの場合は、それぞれの年齢や体質、症状に合わせて、施術の内容やペースをご提案させて頂いております

   

Q.自宅へ来てもらう時はどうすればいい?
 札幌市内は交通費無料にて出張可能です。その際は、駐車スペースと施術スペース(三畳程度:折りたたみの施術ベッドを持参します)、浴用タオル、バスタオルをそれぞれ一本、それだけご用意の上、ゆるやかな締め付けられない服装でお待ちください。あまりスペースがない場合、ベッドやお布団、ソファの上での施術も可能です。札幌市以外の地域につきましても、どうぞお気軽にお問合せください。

 

Q.幼児やペットがいたら受けられない?

 子育て中の方にこそ、心と体を整える時間を持って頂きたいと考えております。訪問施術の経験が長い施術者は、幼児やペットが周りにいる環境での施術に慣れており、大概のことには対処できます。ご利用になる方につきましては、できるだけリラックスして施術をお受け頂くのが理想ですが、それが難しいからとご利用をあきらめてしまうよりは、少々お子様を気にかけつつもケアしておくことをお勧めします。家事・育児を受け持たれる方は、どうしてもご自身のケアが一番後回しになってしまうもの。でも、そんな立場の方が調子を崩すと、家族まるごとピンチに陥ってしまいます。疲労を溜め込んでしまう前に、ぜひご利用をご検討ください。

 

Q.利用時の注意点は?
 お着替えや症状を詳しく伺う時間などもございますので、特に初回はお時間に余裕を持ち、ゆったりとした気分でお受けください。
 
原則としてお食事や飲酒、運動の直前・直後のご利用はお控えいただいておりますが、施術後に間を置いて、施術の刺激が落ち着いてからの入浴は問題ありません。
 
施術後は循環や代謝が良くなるので、十分な水分補給(ノンカフェイン、ノンアルコール)をしておくことをお勧めします。

 

Q.鍼ってどんなの?痛い?
 基本的に注射針の半分以下の太さ、髪の毛くらい細い鍼をツボに打ち、その刺激を利用します。打つときの痛みはほとんどなく(ちょっぴり「チクッ」とする程度)、打ってから感じる感覚は痛みというより「響き」と呼ばれる感覚(「ツボ」を押されたときのような感覚)です。通常は滅菌後個別包装されたステンレスのディスポーザブル(使い捨て)鍼を使いますが、小さなお子さんや鍼の刺激に敏感な方に対しては、刺し込まずに当てたりなでたりするだけの、鋭くない鍼を使います。適切なツボへの鍼の刺激によって、筋肉や血行、神経のバランスが整い、体が正常に戻ろうとする作用が促されます。

 

Q.施術を受けた後のもみ返しって仕方ないものなの?
 「もみ返し」とは、マッサージなどの刺激量が過剰になり、主に筋肉組織が損傷を受けて筋肉痛のような痛みが引き起こされる現象です。筋肉のこりを力づくでほぐすことを避けていれば、もみ返しはまず起こりません。まれに、体質的に繊細な方は、弱い刺激に対してももみ返しが起こってしまうことがありますが、その場合は鍼灸のみの施術が安心です。
 
関節拘縮や筋萎縮などに対しては、リハビリ的な効果を出すため比較的強めの刺激になることがあり、施術後に疲労感が残る場合がありますが、筋肉に対する「強もみ」とは効果も受けた感覚も違います。
 
また体表やツボへの刺激が皮下組織や内臓、遠隔部位の筋肉などへ影響を及ぼし、新陳代謝や血行の改善が促されると、一時的にだるさやほてり、眠気が生じ
ることがありますが、こちらも直接的な副作用としてのもみ返しとは異なる現象です。

 

Q.もみほぐさないって言ってるけど、もんでるんじゃない?
 「こわばった場所を力づくでもみほぐす」ことは行いません。ですが、一般的な感覚から「もむ」操作を行っているように見える場合があり、それはどんなことをしているのかというと、「筋組織に振動を与えている」のです。

 

筋組織がこわばって緩めなくなった状態の時、筋繊維のスキマからは水分が押し出され、筋膜や筋繊維同士の滑走性が悪くなったり、癒着を起こしたりしています。そこへ適切な振動を加えることで、筋組織の中に水分が入り込みやすくなり、滑走性・柔軟性が復活します。

 

ちなみに整形外科など多くの医療機関でも、肩コリに対して生理的食塩水を注射する、という治療が行われていますが、それと同等の現象を非侵襲的に起こさせる操作が「振動を加える」ということなのです。

Q.何でもかんでもやわらかくすればいいの?
 「ほとんどの不調の直接的な原因はこわばりである」という考えの元、まずは徹底的にやわらげることを最優先としていますが、もちろん弛緩性麻痺や廃用症候群など、筋肉が力を発揮できなくなっている症状もありますので、その場合は少し違った別の専門的な対応をさせて頂くことになります

Q.どんな頻度で利用するのがいいの?

 究極の理想としては「ひとたび施術を受ければもう二度と不調にならない」という​魔法のような施術ですが、現実的には「好調が定着するまで続ける」のが基本になります。目安としては、週2回のペースで始めて、改善状態が次回までもつようになったら週に1回、隔週、・・・と間隔を空けていき、終了、という流れが一般的です。

 

定期メンテナンス目的でしたら、最初から月1回ペースでも問題ありませんし、実際そのようなご利用者様も多くいらっしゃいますが、何らかの改善を目指したい場合、せっかく階段を登ろうと繰り返し足を持ち上げても、次の段に届く前に足を下ろしてしまうのでは、いつまでも上に上がれない、というのと同じことになってしまいます。

 

「体に好調感が残っているうちにさらに改善して、少しずつ良い状態を定着させていこう」と考えてご利用頂ければと思います。

Q.どうして関係なさそうなところを触っただけで症状が改善するの?
 身体各部は連動して働いています。連動とは、筋・筋膜などの構造的な連結であったり、神経による制御上の関連であったりと、ハード・ソフト両面の意味での連動です。この連動のおかげで、人体は実にうまく動作できるようになっているのですが、ひとたび不調をきたすと、逆にその不調が遠隔部位にも悪影響を及ぼし、症状を起こすことになります。ですから根本的な症状改善を図るには、症状が起こっている場所を見るだけではなく、その症状の原因となっている場所がどこなのかをきちんと把握し、アプローチすることが必要なのです。

Q.健康保険や自動車保険は使える?
 取り扱い可能ですが、制度上の制限
があります。詳しくはお問い合わせください。

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